近石 誠弘 弁護士 高松支店 支店長

弁護士を頼りにする方々が
自分にとって最適な手段を
選択する手助けをしたい

“うどん県”として親しまれる香川県の県庁所在地である高松市。国の特別名勝に指定されている栗林公園をはじめとする、さまざまな観光スポットに恵まれた街です。そんな高松市の海沿いにそびえ立つ高松シンボルタワーの20階にアディーレ高松支店はございます。面談室から見える瀬戸内海の眺めは抜群です。高松支店の支店長は、近石 誠弘 弁護士。弁護士としてのモットーや支店に寄せられるご相談内容などについて聞きました。

プロフィール
ご相談を受ける際に心がけていること、弁護士としてのモットーは何ですか?

相談者の方にとって何が一番いいのかを考え、その方の立場に立つように心がけています。
相談者の方は何か困ったことがあって私たちに相談されます。そして、私たちは法律の専門家として、そのお困りごとの解決方法を提示することができます。しかし、私たちが最善と思ってご提示する解決方法が、必ずしも相談者の方にとって納得できるものであるとは限らないのです。
ですから、「最終的にどのようにするかは相談者の方が決定することであり、その決定に至るまでにいくつかの選択肢をご提供するのが弁護士の役割である」と私は考えています。

「弁護士になってよかった」と、仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

基本的には、「仕事は仕事」と割り切っています。
弁護士というのは、何か問題が生じてからその問題にかかわることがほとんどで、極端な話、重い罪を犯した人の弁護もしなければならない、過酷な職業です。当然、誰にでも人権があり、それを擁護しなければならないということは、頭ではわかっていても、なかなかモチベーションが上がりづらいこともあります。また、アディーレが取り扱っているような民事事件においても、依頼者の方は私たちのサービスをほかの事務所と比較することができず、案件が解決した段階で感謝の言葉をいただくことがあるものの、どの程度ご満足いただけているのかというのはお聞きしてみなければわかりません。
そういう話を同業者とすると、「冷めている」とか「感情がないのか」などと言われたりするのですが、そんな私でも、以前ご依頼いただいた方から感謝の手紙をいただいたときは、少し顔がほころんでしまい、一人の弁護士として役に立つことができたのだと、実感する瞬間ですね。

高松支店にはどのようなご相談内容、ご相談者の方が多い印象ですか?

皆さん、危険な状態になる前にご相談に来ていただいているという印象です。
問題解決は早ければ早いに越したことはありません。これからご相談に来られる方も、お気軽にご連絡いただきたいですね。

どんな些細な心配でも構いません。早め早めの行動が自分を助けることに繋がります。

弁護士、また、アディーレ法律事務所に相談・依頼すべき理由やメリットは何ですか?

アディーレは、「リーガル“サービス”を提供する」という意識が非常に高い事務所だと思います。
一昔前は、弁護士は「先生」であり、「依頼者は弁護士の指示に従うのが当たり前」というのが業界の常識でした。当然、問題を解決するためには、私たちの要請に従っていただくべき場面もあります。それでも「依頼者の方はお客さまである」という意識を強く持っており、“なぜ要請に従うべきなのか”を丁寧に説明しようという共通認識があります。
私はアディーレの人間ですので、手前味噌な部分もありますが、依頼者の方にとっては“利用しやすい法律事務所である”といえると思います。

ご相談・ご依頼いただいたお客さまとの間で、印象に残っているエピソードはありますか?

残念ながら金額は忘れましたが、残業代請求でかなり高額の残業代を獲得し、依頼者の方に非常に喜んでいただいたことがあります。依頼者の方の満足度について懐疑的な私でも、「本当に満足していただいているんだなぁ」と感じたので、間違いなくご満足いただけたのだと思います。その依頼者の方は、いわゆる“ブラック企業”にお勤めで、過労死しなかったのが不思議なくらいのレベルで働いていらした方でした。勇気を出してご依頼いただいた結果、それまでのご苦労が報われるような内容で和解することができ、私自身もこの案件に携わることができてよかったと思っています。特に労働審判は半日かけて最大3回(この場合は2回でした)行われるため、依頼者の方との関係も密になります。そのようなこともあり、特に印象に残っているご依頼です。

弁護士への相談・依頼を迷っている方へ向けて、メッセージをお願いいたします。

先ほども申し上げましたが、どんな些細なことでもいいので、早めにご相談いただくことをおすすめします。それが早すぎるかどうかの判断を自分でしてしまうことが一番危険です。ぜひアディーレ高松支店へ、ご相談にいらしてください!弁護士・事務員一同、皆さまのご来所を心よりお待ちしております。